かわごえ里山イニシアチブは、メダカやドジョウやミツバチにやさしい米づくりをしている髙梨農園(耕福米耕作人)と連携して、生きものに優しい米作りをしています。
生物多様性豊かな田んぼの復活を目的に、みんなでゆるやかな連携をしながら無農薬、無化学肥料による米作りを支援し、生きものの賑わいを取り戻す田んぼ活動を行っています。川越の地にコウノトリや雁を呼び戻すことの出来る環境豊かな里山の復活を目指しています。
民間稲作研究所の協力を得て農薬によらない有機稲作農法の普及や研修会、農家・非農家が一緒になってモデル田んぼによる米作り、田んぼが米作りだけではない価値を伝えるために、生きもの観察会などを通した環境教育活動を行っています。
【理念】
自然と調和し人と生きものにやさしい豊かな、安全・安心な暮らしである里山づくり、地域循環型地域社会づくりを、埼玉県川越市から地域活性化として発信するとともに、推進することを目的として活動しています。
具体的には、2010年に名古屋で開催された、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)で愛知目標 のもとに設定されたラムサール・ネットワーク日本が取り組む「田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト 」の行動計画にもとずいて活動を展開しています。
このため、無農薬、無化学肥料による米作りを支援し、みんなで生きものの賑わいを取り戻す活動を行っています。
「田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト 」は、2022年から「田んぼの生物・文化多様性2030プロジェクト」と名称を変え活動が続けられています。